ヨガ初心者が自宅ではじめる場合のデメリットと注意点

1. ヨガで大切な呼吸法を理解しにくい

ヨガはポーズだけではなく、呼吸法や瞑想をポーズと調和させることがとても大切です。
ヨガポーズは体の形状を伴いますから、目で見てわかります(とはいえ次のデメリットはしっかりと認識しておいてください。)が、やはり呼吸法や瞑想は文字情報で学んでも理解しにくいという点があります。
そのため、ヨガを自宅で始める場合、書籍やDVDなどを購入するのであれば…
呼吸法の概要だけではなくてしっかりと手順、ポイントが記載されているものを選ぶ できればDVD付きのものを選ぶ、もしくは書籍とは別に購入するなど、呼吸法について映像で学べるものを選ぶ ということに注意しましょう。

2. 間違ったままのポーズ(アーサナ)では効果が出ない

もし間違ったポーズをそのまま継続したら…、思った通り効果が得られないだけでなくヨガの本当の魅力に気づくことさえ難しいでしょう。 それを防ぐためにも、
1.なるべく映像で学べるようにする 2.イメージビデオのようなものではなく、身体のどこの部位に意識を持つべきか、関節、四肢の動きのポイントなど細かなインストラクションをしてくれている映像を選ぶこと 3.可能であれば、各ポーズに関し細かに記載のある書籍などを購入し補う など正しく理解できる環境を整えましょう。

3. ポーズ(アーサナ)によっては初心者に危険なものも

絶対に気をつけたいのが、ポーズの難易度です。ポーズの難易度とはわかりやすく言えば、筋力がどれだけ要求されるか、また、柔軟性がどれだけ要求されるかといった二つで説明ができます。
しかし、ヨガポーズによっては見た目は簡単そうに見えますが、これまで運動を行って来なかった方や、ヨガ初心者にはかなりきついと思ったほうが良いでしょう。
また、頚椎、肩、背中(脊柱)、腰などを保護しながら行うべき等、解剖学の観点で決して無理をしてはいけないポーズもあります。ですから憧れを優先し、自分のレベルよりも難しいポーズに挑戦するようなことは避けるべきです。